熱い「稲葉浩志ファン」に 岡山・津山で「おもてなし実行委」発足
人気ロックバンド「B’z」のボーカル、稲葉浩志さんが初めて出身地・岡山県津山市で開く8月13、14両日のソロライブに合わせ、市民有志による「津山おもてなしプロジェクト実行委員会」が3日発足した。チケットを持たない人も含め2日間で1万人の訪問を見込んでおり、実行委は「熱いファンに応えるもてなしで、稲葉さんのふるさと津山をアピールしたい」と意気込む。 【写真まとめ】B'z 稲葉ファンをもてなします どんなグッズを準備? ライブは今月22日から始まる全国ソロツアーの一環。稲葉さんが故郷のステージに立つのは、2017年にB’zとして初の凱旋(がいせん)ライブをして以来となる。 ソロライブの会場となる津山文化センターの収容人員は約1000人で、チケットは既に完売。会場周辺には、関連グッズを求めて多くのファンが詰めかけるとみられる。 実行委の初会合が3日に津山市役所で開かれ、地元商店街など各種団体が参加した。実行委員長となった家具店社長、芦田雅嗣さんは「市民ボランティアなどの誘導、案内で津山が『親切なまち』と思ってもらえるよう努めたい」と呼びかけた。 会合では、JR津山駅から会場までの沿道にヒマワリを植えたり、横断幕やのぼりを立てたりして盛り上げる案が出された。実行委は飲食・物販の出店、ステージイベントなども計画しており、経費は市からの補助金200万円とクラウドファンディングで100万円の寄付を見込んでいる。【石川勝己】