人だと「アラ還」、10才の猫の体の変化は 飼い主が心がけたいことを獣医師が解説
できるだけ寒暖差の少ない環境を作ろう
体温調節機能が低下しがちな10才のシニア猫にとって、気温の変化は不調や病気、持病の悪化などを引き金になりやすいもの。季節の変わり目など、1日の寒暖差が大きい時期は、防寒対策を徹底しましょう。
ウエットフードを積極的に与えてみて
ウエットフードを与えると飲水量を無理なく増やせるため、腎臓病や尿石症の予防につながります。また、ドライフードよりも満腹感を得やすいというメリットもあるため、積極的に与えてみるのもよい方法です。 加齢とともに体に変化が出てくるのは仕方のないこと。高齢になった愛猫が元気に暮らしていけるよう、適切なサポートを取り入れてあげたいですね。 お話を伺った先生/椎木亜都子先生(ペット問題行動クリニックBLISS 獣医師) 参考/「ねこのきもち」2024年3月号『まだまだ元気だけど、いろんな変化が見えてきます 10才猫ってこんなかんじ』 文/東里奈 ※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
ねこのきもちWeb編集室