人の振り見て我が振り直せ! 阪神・岡田監督が貧打線に〝大山らから学べ〟
プロとしての意地を、昨季の日本一チームとしての矜持(きょうじ)を示せ―。怒りをにじませた岡田監督の苦言は、それができる集団だと信じているからだ。昨年のようにつないで、先の塁を目指し、束になって得点をもぎとるためにも、個々の選手のさらなる奮起が求められる。(新里公章)
■データボックス
◉…阪神は今季11度目の逆転負けを喫した。先制した試合では7日の西武戦(甲子園)から7連勝中だったが、33勝中26勝を挙げる勝ちパターンが崩れた。逆転勝ちは5月19日のヤクルト戦(甲子園)を最後に、1カ月以上ない
◉…阪神は東(DeNA)と今季2度目の対戦で白星を献上し、昨年6月24日(横浜)から3連敗となった。通算4勝5敗と黒星が先行し、防御率1・91と抑えられている