吉田麻也「もう化け物ですね(笑)」“39歳”クリスティアーノ・ロナウド&“41歳”ペペのベテランならではのパフォーマンスを分析
吉田麻也がパーソナリティを務めるTOKYO FMのラジオ番組「吉田麻也の切り替えて行こう!」(毎週土曜9:30~9:55)。吉田麻也が“何があっても切り替えて行こう!”というDFならではのスローガンを掲げ、最新のニュースやリスナーからのメールに鋭く反応していく番組です! 6月29日(土)の放送では、年上の現役サッカー選手について語りました。
「サッカー欧州選手権『EURO2024(ユーロ2024)』のグループF・第1節 ポルトガル代表vsチェコ代表で、2つの大記録が達成されました。39歳のフォワード、クリスティアーノ・ロナウド選手(ポルトガル代表)が大会史上初となる6回目の出場を果たし、ディフェンダーで41歳のペペ選手(ポルトガル代表)が大会最年長出場記録を更新。この試合は2人とも先発フル出場し、ポルトガル代表が2-1で勝利を収めました」 吉田:クリスティアーノ・ロナウド選手は、なんと6回目のEURO出場ということで……もう化け物ですね(苦笑)。もっとすごいのが41歳のペペ選手。僕も同じディフェンダーなので、どうしてもペペ選手に目がいっちゃうんですけど、2人とも動きが洗練されているというか、無駄がないなと思います。 ロナウド選手とは(イタリアの)ユヴェントスFCにいたときに、僕も(UCサンプドリアにいて)何度か対戦していますが、そのときからあまり動かない印象がありました。彼は当時36歳ぐらいで、要所要所でエネルギーを発揮する感じだったんですけど、今は動かないなかでも質が上がっているなと感じました。プレーがすごくシンプルで、点を取るための最短方法を見出している感じがします。 ペペ選手は、ディフェンダー目線でいうと、やっぱり“正しいポジションを常に取り続けている”っていうのがあります。若い頃のような荒々しさや身体能力でカバーすることはなくなっているんだけど、そのぶん、いなければいけないところに正しいポジショニングと正しいタイミングでいることができるのはベテランの良さだと思うし、多分、周りの若い選手もそういうプレーを見て影響を受けているんだろうなと思います。 あと僕より年齢が上の選手といえば、ルカ・モドリッチ選手(クロアチア代表/レアル・マドリード)、ベルギーのヤン・フェルトンゲン選手(RSCアンデルレヒト)が1歳上ですけど、彼らを見ていても本当に素晴らしいなと感じるので、もっと僕も頑張りたいと思います。 (TOKYO FM「吉田麻也の切り替えて行こう!」2024年6月29日(土)放送より)