無所属が続いていたGKデ・ヘアのジェノア移籍が破談? 高すぎる給与が最大のネックか
無所属で1年
昨夏にマンチェスター・ユナイテッドを退団した元スペイン代表GKダビド・デ・ヘア(33)は今夏の去就が注目されていた。 ユナイテッドを退団してから1年間無所属の状態が続いていたデ・ヘアは7月20日に自身のXにて砂時計の絵文字を投稿し、新チームが決まるまでもう少しなのではないか、という憶測を読んでいた。 英『The Athletic』はサウジアラビア、イタリア、アメリカの複数クラブからオファーを受けているということを報じており、セリエAのジェノアが交渉していると伝えていた。デ・ヘアの復帰までもう少しと考えられていたが、英『Sky Sports』は「元マンチェスター・ユナイテッドのGKデ・ヘアのジェノア移籍は当面の間、白紙となった」と報じている。 同メディアは「スペイン人の非現実的な給与要求により、セリエAのチームは33歳の選手との契約交渉を断念する可能性が高いと考えられている」と伝えており、さらに別のターゲットに焦点を当てる予定とのこと。現在無所属のため、移籍金はかからないが、デ・ヘアが要求する給与面での折り合いがつかなかったようだ。 デ・ヘアが給与の要求金額を下げるかどうかはまだ不明だが、同メディアが伝えるところによると、現状のままではジェノアが同選手と契約する可能性は低いとのこと。他にも複数クラブからオファーがあると考えられているデ・ヘアだが、給与面が契約のネックとなる可能性がありそうだ。
構成/ザ・ワールド編集部