“失職”斎藤前知事が街頭に…自身の疑惑について主張せず 知事選は11月17日投開票
日テレNEWS NNN
兵庫県斎藤知事の失職を受け、出直し知事選挙の投開票が11月17日に決まりました。 ◇ 斎藤元彦前知事 「おはようございます」 30日朝、地元の街頭、JR須磨駅前に立った斎藤前知事。県議会で全会一致の不信任決議を受けて、30日午前0時に失職しました。 議会を解散せず知事選への出馬を表明した斎藤氏は、自身の疑惑について主張はせず、県民にあいさつを繰り返しました。
斎藤前知事 「『頑張れ』という声もあれば、おそらく厳しい思いをお持ちの方もおられると思うので、自分なりに受け止めたというところです」 ◇ 次の知事が決まるまでの間、議会は、知事不在で行われ職務を副知事が代行します。 服部洋平副知事 「県政始まって以来の異常事態だろうかと思います」 知事選に向け準備も始まりました。選挙管理委員会は30日、10月31日に告示し11月17日に投開票すると発表。 知事選には前尼崎市長の稲村和美氏が立候補を表明しました。稲村氏は政党の支援を受けずに出馬する予定で、「県政の混乱をこのままにできない」とコメントしています。 また、医師で無所属の大沢芳清氏が「共産」の推薦を受けて出馬する予定のほか、最大会派の「自民」と第二会派の「維新」も、それぞれ独自候補の擁立を目指しています。