オランダのウィレム=アレクサンダー国王とマクシマ王妃、F1観戦へ 留学が決まったアレクシア王女と親子の時間を楽しむ
今月初めに開催されたパリ五輪でも会場で熱く声援を送り、注目を集めていたオランダのウィレム=アレクサンダー国王とマクシマ王妃。F1オランダGPを観戦した。 【写真】オランダ王室メンバー集結!国王誕生日のベストショット総集編
先週末、会場になっているザントフォールト・サーキットに姿を見せた国王夫妻。次女のアレクシア王女と国王の甥にあたるクラウス=カシミール伯爵、国王の叔母のマルフリート王女も一緒だった。ちなみに伯爵は国王の弟、コンスタンティン王子の息子で今年20歳になる。仲が良くて揃って公の場所に出ることの多い国王一家だが、この日は珍しく長女のカタリナ=アマリア王女と三女のアリアーネ王女は別行動。会場には来ていなかった。
この外出は国王夫妻にとって娘と過ごす貴重なひとときになりそう。昨年夏に王女はウェールズにある寄宿学校アトランティックカレッジを卒業し1年間ギャップイヤーをとっていたが、9月末からイギリスに留学することが決定。オランダ王室が今月初めに発表した。進学先は世界的名門のユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドン。工学部で「社会変革のための科学と工学」を学ぶと王室は説明している。
ギャップイヤーの間には公務も経験、将来の王室の中核人物となる準備もしている王女。昨年9月には初めての単独公務にも挑戦した。ロッテルダムで浚渫船の命名式に出席、船をヴォックス・アレクシアと名付けた。オランダのロイヤルは毎年メディア向けのフォトセッションを開催してくれることで知られているけれど、今年6月のフォトセッション(写真)で王女は今後の道についてもコメント。「進む大学や選考を選ぶのにストレスを感じている」と語り、進路を決めるのに悩んでいると話していた。ついに決まった進学先でどんな新生活を始めるのか、続報を楽しみにしたい。