共通テスト、地震被災19人追試 得点調整ない見通し
大学入試センターは17日、大学入学共通テストで、能登半島地震による被災を理由に27、28日の追試験を受けることが認められたのは19人だったと発表した。このうち16人が特例措置で設けられた金沢大角間キャンパス(金沢市)で受ける。 平均点の中間集計も発表。得点調整の対象となる地理歴史B科目と公民3科目、理科専門4科目で、それぞれ20点以上差がついた科目はなく、調整は実施されない見通し。最終的な実施の有無は19日、平均点の最終集計は2月5日に発表する。 政治・経済は前身の大学入試センター試験を含めて、英語・リーディングは配点が変わった共通テスト以降で、それぞれ過去最低となった。