パリ五輪で話題沸騰！宝塚歌劇団を夢見た、美しすぎる陸上選手・田中佑美の「強み」
4歳からクラシックバレエ
「彼女がインターハイに出場した高校3年のときに初めて取材しましたが、すでに強かった。その頃から取材を受けるのが上手で、いつも明るく話すのが魅力です」(陸上競技に詳しいスポーツライターの酒井政人氏) パリ五輪の陸上100m障害で準決勝まで進んだ田中佑美(25歳)。身長172cm、腹筋の割れたスリムな体形と美貌で、SNSでは「世界に可愛いのバレたわ」などと話題となった。 大阪に生まれ、4歳からクラシックバレエを始めると、宝塚歌劇団で踊ることを夢見た。中学ではバレエと両立できるように、週に2日ほどの休みがある陸上部を選ぶと、持ち前の柔軟性とスピードにより、ハードル競技で頭角を現す。 関大一高(大阪)ではインターハイを2連覇。高校3年時、宝塚の受験票を取り寄せたが、試験に臨む覚悟が最後まで持てず、陸上で夢舞台に立つ道に進んだという。
ポジティブに変えてゆける
「立命館大学の陸上競技部では関西インカレを4連覇、日本インカレでも優勝しました('19年)。毎日自炊して食事を管理しつつ、お菓子づくりなどで気分転換をしていたようです」(酒井氏) 大学卒業後は陸上の名門・富士通に入社し、好成績を挙げる一方、今年4月には女性向けメディアのモデルともなった。 現在、田中のコーチを務める筑波大学准教授の谷川聡氏が本誌に語る。 「パリ五輪でのレース後には、自分のライフスタイルを保って自然体で競技力を高められたらいいなと話していました。何事も俯瞰的に見て、ポジティブに変えてゆけるのが彼女の強みです」 来年、東京で開かれる世界陸上までに日本記録を狙うと意気込んでいる。 『週刊現代』2024年8月24・31日号より
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