興南がサヨナラで夏甲子園！エナジックの健闘届かず【2024夏甲子園】
＜第106回全国高校野球選手権沖縄大会：興南4－3エナジック（延長10回タイブレーク）＞◇21日◇決勝◇沖縄セルラースタジアム那覇 【トーナメント表】夏の沖縄大会 これまでの結果 興南が延長10回タイブレークの末に、サヨナラ勝ちで優勝を果たし、2022年以来、2年ぶり14度目の夏甲子園出場を決めた。 3対3で延長戦に入り、10回裏に2死二、三塁で代打・嘉数 大毅内野手（3年）がサヨナラ打を放って歓喜。初優勝を狙い、粘りの野球で食い下がっていたエナジックに競り勝った。 興南先発の田崎 颯士投手（3年）が意地を見せた。先発して6回まで3安打無失点の好投。自己最速を更新する149キロをマークしていた。7回に3点を失って右翼手に回っていたが、延長10回に右翼から自らのレーザービームの返球で本塁阻止を決めた。直後に再びマウンドに上がってピンチをしのぎ、その裏のサヨナラ劇につなげた。 2010年に春夏連覇を成し遂げた伝統校が、甲子園100年の今年、聖地で勇姿を見せる。
