evening cinema、3rdアルバム『A HEART WAVE』リリース リード曲「夜明け前」MV公開
東京を中心に活動する4人組ポップス・バンド、evening cinemaが、約2年ぶり通算3枚目となるフル・アルバム『A HEART WAVE』を12月4日(水)にリリース。あわせて、リード・トラック「夜明けまえ」のミュージック・ビデオを公開しています。 2019年、TikTokをきっかけにcinnamonsとの共作『summertime』がアジア各国で大ブームを巻き起こし(ストリーミング累計1億回再生超)、アジア圏を中心とした世界からも高い注目と支持を集めているevening cinema。2024年秋には2度目の中国3都市ツアーも大成功させたほか、アルバム・リリース直前に先行デジタル・リリースした「ハイライト」のMVが約2週間で18.5万回再生を突破するなど、さらなる期待が寄せられています。 これまでシティ・ポップの文脈で語られることが多かったevening cinemaが、70年代後半~80年代の“シティ・ポップス”と呼ばれていたようなそれを現代風にアップデートしたムードの今作『A HEART WAVE』には、技術面の成熟度もさらに高まり、表現したいものを綿密にじっくりと練り上げていくスタイルに変化してゆく中で制作された全9曲が収録されています。 なかでも「夜明けまえ」、「ハイライト」、「空回り」をはじめ、ホーン・セクションをふんだんに使用した楽曲群がひときわ際立っている印象。一見上品で落ち着いた雰囲気を纏いながらも、ふつふつと内に秘めた情熱を感じられるアレンジ・ミックスにも要注目です。 タイトルはマーサ&ヴァンデラスの名曲「Heat Wave」に由来していると原田は明かします。本来“心が波立つ”とは心穏やかでないこと、ソワソワすることの謂であり、つまりはネガティブな状態を指すものですが、“心が波を打つこと≒感動すること”と捉え直した造語で“心が震える感覚、波立つほどに感動すること……この感覚をいくつになっても大切に携えていたい。”という想いが込められています。 あわせて公開された「夜明けまえ」のMVは、“シティ・ポップス”のムードを纏う現在のevening cinemaの魅力が引き出された映像に仕上がっています。