【大学選手権】天理大・石飛智洋が大会タイ記録の7打席連続安打「止まって見えるとかはないです」
<全日本大学野球選手権:天理大11-1八戸学院大>◇12日◇2回戦◇神宮 天理大(阪神大学)の4番石飛智洋外野手(4年=出雲西)が、00年の第49回大会で藤谷大樹(亜大)に並ぶ大会タイ記録の7打席連続安打を放った。 11日の東農大オホーツク(北海道学生)戦では逆転2ランを含む4安打4打点と大暴れ。この日は初回2死二塁から左中間への先制適時二塁打を放つと、同点の4回無死一塁からは左中間への勝ち越しとなる適時二塁打。さらに7点リードの4回2死二塁からも左中間への適時二塁打を放ち、3打席連続適時打をマーク。これで7打席連続安打を達成した。 4回に2安打を放ち、3番の天野航也内野手(4年=報徳学園)とともに大会タイ記録をマーク。1試合3二塁打も大会タイ記録と記録ずくめのゲームとなった。 石飛は「あんまり記録とかは意識してないんで、1打席1打席集中して打席作っていこうって思った結果が、こうやって連続安打の記録につながったのでよかったかなと思います」。打席の中での感覚については「見え方はずっと変わらずというか、『止まって見える』とかそういうのはないです」と笑顔で明かした。 今春の阪神リーグで打率5割2分8厘で首位打者を獲得したヒットマンの勢いが止まらない。 チームは4回に打者12人の攻撃で一挙8得点。5回にも2点を追加し、10点差をつけ、1回戦の7回コールド勝ちに続き、5回コールド勝利となった。 7年ぶりの準々決勝進出を果たした。次戦は13日に神宮で帝京大と対決する。