【安田記念】展開から浮上するのはこの馬だ
「安田記念・G1」(2日、東京) 先手を主張するのは6F戦を使って行き脚がつくウインカーネリアン。道中はやや速めの平均ラップを刻んで持ち味の粘り強さを存分に生かす構えだ。楽に先手を奪えた時はめっぽうしぶとく、雨の影響で適度に時計のかかる馬場を味方につければ、初のG1制覇が視界に入る。 過去10年で4勝、2着2回、3着3回と上がり3F最速馬は高い好走率。上位進出には追走力とともに決め手も必要となるだけにナミュールの反撃にも期待したい。出遅れた前走は全く走っておらず度外視でOK。馬場悪化なら伸びるのは外。じっくり構えて直線で外に持ち出す形なら当然、圏内に食い込んでくる。