体操女子の強化本部長に東京五輪銅メダルの村上茉愛さん 男子は村田憲亮氏
日本体操協会は8日、東京都内で臨時理事会を開き、東京五輪種目別床運動で銅メダルを獲得するなど体操女子のエースとして活躍してきた村上茉愛さん(28)を2028年ロサンゼルス五輪に向けた体操女子の強化本部長にすることを決めた。 日本協会の鹿島丈博副会長は「若さに少し不安はあるが、それをカバーする熱い情熱があり、綿密な強化戦略を練られている」と選考理由を説明した。 体操男子は、鹿屋体育大監督や徳洲会コーチとしての指導実績が評価された村田憲亮氏(40)が選ばれた。新体操の村田由香里(43)、トランポリン女子の丸山章子(51)の両強化本部長は再任。トランポリン男子は人見雅樹氏(42)となった。いずれも任期は2年、最長で32年ブリスベン五輪まで。 日本協会は各部門の強化本部長を公募し、計18人が応募。書類選考とプレゼンテーション、面接で強化戦略や人間力、マネジメント能力を評価するなどして選考した。