古巣レアル・マドリー戦13試合で7ゴール!モラタ「勝つためならGKもやる。望むのは勝利」
ミランFWアルバロ・モラタは、古巣レアル・マドリー戦の勝利を振り返った。 5日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第4節で、レアル・マドリーと対戦したミラン。敵地サンティアゴ・ベルナベウに乗り込んだ一戦だったが、12分にマリック・チャウが先制点を奪う。23分にPKから失点したが、39分にはモラタが勝ち越し弾を決めると、後半にタイアニ・ラインデルスが3点目。3-1で昨季王者を撃破した。 【選手採点:レアル・マドリー】「迷い続ける」エンバペも厳しい評価… CL開幕連敗を喫していた中、王者相手に見事な勝利を収めたミラン。この試合で先発したモラタだが、下部組織時代から複数年間所属した古巣相手にネットを揺らした。これで対レアル・マドリー戦13試合で7ゴールと、古巣対戦で抜群の結果を残している。試合後『Movistar』のインタビューでは、スペインを襲う大雨・洪水被害に思いを馳せた。 「まず、大雨・洪水被害を受けたすべての家族と支援にあたるみんなにハグを送りたい。同僚が支援を申し出ているのは嬉しいし、僕も一緒にできたらいいのにと思う。スペイン人であること、そしてみんなが支援に動いているのは誇らしいよ。代表チームがバレンシアに行って試合をして、できるだけ多くの支援金を集められたい」 そして試合について、「相手は素晴らしいチームだし、僕らは犠牲を伴って走り回り、団結しなければならなかった。僕らにとっても自分たちの価値を知ることは重要だった。そして僕らが11人のライオンであれば、倒すのは難しいと思うよ」と満足感を示している。 なおこの試合、モラタはストライカーポジションに居続けるのではなく、最前線からやや下がり目の中央で頻繁にプレーしていた。その件については、「僕はどんな状況にも対応する。望んでいるのは勝利だ。やるべきことは何だってやるよ。GKとしてプレーしなくちゃいけなくてもね」と語った。