今夏18人目、福井県内でまたイルカ被害 奈良の55歳男性が指や手首かまれる
8月20日午前11時ごろ、福井県敦賀市の水島海水浴場で、奈良県十津川村の男性(55)がイルカに手をかまれ、けがを負った。同海水浴場でイルカにかまれる被害は2日連続で、今夏3件目。県内では計13件18人となった。 【写真】イルカに注意!海水浴場の看板 敦賀海上保安部によると、現場は砂浜から約15メートルで水深約1・5メートル。男性は妻、小学生の孫2人と海水浴に訪れていた。突然イルカが孫の足に当たり、近くで泳いでいた男性が手で追い払おうとしたところ、両手の指や左手首をかまれ、傷を負った。孫にけがはなかった。 水島海水浴場は色浜、浦底両区が管理。旅客船を運航する「オーミマリン」が海水浴客を運んでおり、乗船券の購入時や船内などでイルカへの注意を呼びかけている。
福井新聞社