山陰放送

12日午前、鳥取県大山町の大山で山岳救助が発生しました。夏山登山道で動けなくなった男性が消防ヘリコプターで救助されましたが、命に別条はないということです。 大山夏山登山道では、6日、熱中症の疑いで70代男性が動けなくなり、救助される事案も発生しています。 【写真を見る】大山夏山登山道で石川県の男性が動けなくなる…防災ヘリが救助　男性は朝から単独で登山→居合わせた登山者に救助求める 警察や消防によりますと、12日午前10時半頃、大山夏山登山道6合目付近で、50代の男性が下山中に足がつり動けなくなったと119番通報がありました。 男性は意識清明の軽症見込みで、通報から約1時間後に救助され、鳥取県消防防災ヘリコプターで米子市内の病院へ搬送されました。 男性は石川県白山市に住む会社員で、午前6時頃から単独で登山を開始。 午前9時過ぎ、頂上から下山を始めましたが、徐々に手足にけいれん等が生じはじめ、6合目付近で身動きが取れなくなったことから、居合わせた登山者に救助を求めたということです。 この救助で、救急車含む消防車両4台、警察官5人、消防隊員7人、鳥取県消防防災ヘリコプター1機が出動しました。 大山では、6日に、夏山登山道を下山していた男性（70代）が熱中症の疑いで動けなくなり、ドクターヘリで救助される事案が発生するなどしていて、警察が注意や備えを呼び掛けています。