低気圧の通過で荒れた天気 11月の観測史上最大を更新も 3日は高気圧に覆われ回復へ 大分
九州付近を通過する低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んだ影響で、大分県内は昼過ぎにかけて大雨となりました。 九州の西海上にある低気圧や九州付近に伸びた前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んだため、大分県内は2日、大気の状態が非常に不安定となりました。 日田市では午前5時半すぎまでの1時間に11月では観測史上最大となる38.5ミリの激しい雨が降りました。12時間雨量も日田市や中津市、豊後高田市などで11月の最大記録を更新しました。降り始めからの雨量は日田市椿ヶ鼻で143.5ミリ、中津市耶馬渓で123.5ミリ、日田市で122ミリなどとなっていて、気象台は2日の夜にかけ、土砂災害に注意するよう呼びかけています。低気圧が通過した3日は高気圧に覆われて広く晴れる見通しです。
大分放送