任期満了に伴い１０月３１日に告示される県知事選挙を前に、県庁で１０日、立候補予定者説明会が開かれ、現職と新人の３つの陣営が出席しました。 １０日に開かれた説明会にはすでに立候補を表明している現職の福田富一氏（７１）と、新人の針川佐久眞氏（７４）を擁立した政治団体「みんなで県民の知事をつくる会」の関係者、そして現在、立候補を検討しているという真岡市在住の４６歳の通訳の女性の３つの陣営が出席しました。 　 県選挙管理委員会の金田尊男委員長は、４月の衆院東京１５区の補欠選挙で悪質な選挙妨害があったことや７月の都知事選挙では奇抜な政見放送や不適切なポスターの掲示が物議を醸したことに触れ、「法令やルールを遵守した明るくきれいな選挙」を出席者に呼びかけました。 また、知事選挙の投票率がこのところ３０％台で低迷し特に若い世代の数字が低いことから「積極的な政策論争を期待する」と述べました。 １０日はそのほか、選挙活動や政見放送などに関する説明が行われました。 　 ４年に一度の県知事選挙は宇都宮市長選挙と同じ１１月１７日に投開票が行われ、宇都宮市選挙管理委員会も１０日、立候補予定者向けの説明会を開いています。