【天皇杯】筑波大がJ1首位町田撃破のジャイキリ「自信もち堂々とやってくれた」戸田伊吹コーチ
<天皇杯:町田-筑波大>◇2回戦◇12日◇Gスタ 筑波大(茨城)がPK戦の末、J1首位のFC町田ゼルビアに競り勝ち、大金星を挙げた。前半22分に先制を許すも、後半追加タイムに、U-23日本代表のエースFW内野航太郎(2)が起死回生の同点弾を決めた。15分ハーフの延長戦でも決着が付かず、PK戦に突入。GK佐藤瑠星(3)が2本止めて、ジャイアントキリングを成し遂げた。 【写真】後半終了間際、ゴールを決め跳び上がって喜ぶ筑波大・内野(右) 小井土正亮監督は「ひるまずに最後まで戦ってくれた選手に感謝したい」と素直に選手をたたえた。 学生コーチながら実質的に指揮を執った戸田伊吹(22)ヘッドコーチは、「選手が自信を持ってプレーしてくれた」と勝因を分析。「僕が特別な戦術を用いたわけではなく、大枠の戦い方、『ここが空いてくるよ、だからぼくらはこういう戦い方をしよう』という中で、最後にジャッジするのもプレーするのも選手。自信をもって堂々とやってくれたのが、結果に結びついたかな。」と振り返った。【佐藤成】