トランプ氏、勝利に自信 「選挙公正なら結果認める」とも 米大統領選
[ワシントン 5日 ロイター] - 5日投開票の米大統領選で、共和党候補のトランプ前大統領はフロリダ州パームビーチの投票所で投票を行い、「われわれは大きな勝利を収める」と自信を鮮明にした。 トランプ氏が選挙戦で敗れた場合、前回2020年の大統領選のように敗北を認めない可能性があるという懸念が出ているものの、トランプ氏は記者団に対し「もし私が負け、選挙が公正であれば、私は真っ先にそれを認めるつもりだ」と語った。 投票日までにすでに8000万人超が期日前投票を済ませていたこともあり、投票所によっては大きな混雑はなかったという。 一方、激戦州のペンシルベニア州カンブリア郡では投票集計技術の不具合が報告されたほか、ジョージア州の投票所少なくとも2カ所に対し偽の爆破予告があり、一時避難を余儀なくされた。 米連邦捜査局(FBI)によると、複数の州の大統領選の投票所に偽の爆破予告があり、「どの脅迫も信頼できるものと判断されていない」ものの、多くがロシアのメールドメインから発信されたとみられるという。