寿司リーマン推薦! 冬が旬の“本鮪”食べ比べが楽しい「名古屋前」寿司店
全国各地の寿司を食べ続けること1000日以上のマニア、寿司リーマンさんにおすすめ店を聞く本連載。 ▶︎すべての写真を見る 今回の主役はみんな大好き、鮪。名古屋にある鮪の食べ比べができる寿司店が絶品だという。早速、覗いてみよう。
こんにちは。「寿司リーマン」と申します。 全国の回転寿司から高級寿司店まで、すべての寿司を愛し、1000日以上、毎日寿司を食べ続ける生活を送っています。 そんな私が、全国のこだわりの名店をご紹介。今回は、冬の時季に脂のノリが最高潮に達する本鮪をこれでもかと楽しめる名古屋の気鋭店を取り上げます。 この記事を通して、ひとりでも多くの方が、寿司の素晴らしさを体験するきっかけになれればうれしいです。
名古屋の繁華街にひっそりと佇む名店
愛知県名古屋市、繁華街「錦」エリアの地下にひっそりと佇む「鮨 奥錦」。
クオリティの高さはもちろん、独創性あふれるメニューや名古屋らしさも楽しめる「名古屋前」の寿司店として、多くのファンを魅了しています。
特に冬に注目されるのが、絶品の本鮪。店の母体が鮪の荷主業を手掛ける会社だからこそ仕入れられるのだとか。具体的に何が素晴らしいのか、紹介していきます。 この店最大の魅力は、その価格以上の満足感を与えるおまかせコース(1万3200円 ※)です。鮪のプロフェッショナルが厳選した本鮪を中心に、旬のネタを存分に楽しめる内容となっています。 ※ 12月のみおまかせコース1万6500円
特に、冬の津軽海峡で水揚げされる「大間の鮪」など、脂の乗りが最高潮に達する本鮪を味わえるこの時期は必見。
赤酢を使った硬めのシャリで握る鮪は、部位や産地ごとに食べ比べでき、その甘い脂ととろける食感が忘れられない一品です。
また、鮪だけでなく、地元愛知県の魚介を活かした寿司や、鰻を使った小丼など、最後まで飽きさせない構成も魅力。
握りだけでなく、つまみも絶品で、名古屋らしい個性が光ります。 「鮨 奥錦」では、握りやつまみの一品一品が目にも楽しい「映える」料理として提供されます。 握りの1カン目に登場する「錦巻き」は、トロを叩き、ウニとキャビアを乗せ、海苔で巻いた贅沢な一品。その豪華さとインパクトある見た目は、SNSにアップしたくなること間違いなしです。