APEC首脳会議、ペルーで開幕 米トランプ次期大統領を念頭に自由貿易の重要性確認が焦点
日テレNEWS NNN
APEC(=アジア太平洋経済協力会議)の首脳会議が南米ペルーで開幕しました。アメリカ第一主義を掲げるトランプ次期大統領を念頭に、各国で自由貿易の重要性を確認できるかが焦点です。 ペルーの首都リマでAPECの首脳会議が開幕し、日本の石破首相やアメリカのバイデン大統領、中国の習近平国家主席らが参加しました。 21か国の地域全体で、持続可能な成長のための貿易や、投資の自由化などについて協議します。 トランプ次期大統領がアメリカ第一主義や高い関税政策を掲げるなど保護主義の流れを強める中、習主席は「世界は保護主義の台頭で、新たな混乱の時代を迎えている」などとしたメッセージを出し、アメリカをけん制しました。 2日間の会議で、各国で自由貿易の重要性について団結したメッセージを発信できるかが焦点です。