鈴木亮平さんが、“40代になって意識し始めたこと”。「『いつまでも生きてはいられないぞ』と考えるようになった」
映画『シティーハンター』で、ずっと憧れていた主人公・冴羽リョウを演じることになった鈴木亮平さん。役づくりで意識したことや、忙しい日々の中での時間の使い方についてお話を伺いました。
鈴木亮平さんインタビュー。「40代になり、時間の使い方を意識するように」
劇中では、鍛えた体をしっかり見せるシーンがあるため、体づくりにも力を入れたそう。 「リョウって耳の下からあごにかけてのラインが大事なんですよ。ここがシャープじゃないと、“冴羽リョウ感”が出ないんです。このラインを出すために、体も絞りました。といっても、やったのはごく普通のこと。摂取カロリーを抑えて、タンパク質をしっかり取って、運動する。体づくりにおいては、やっぱり魔法のような方法はないですね」 ひとつの作品に取り組みながら、並行して次の作品の準備を…と、常にやることが控えるなか、「時間の使い方」についても考えるようになったのだそう。 「僕は今年で41歳なのですが、『いつまでも生きてはいられないぞ』と考えるようになって。やりたいことはどんどんやっていきたいから、時間の貴重さも意識するようになりました。移動も、たとえ10分でも早く到着できるなら、時短になるルートや移動手段を選ぶように。と言いつつ、グダグダしちゃう時間もあるんですけどね」
仕事を離れた自分時間にやりたいこと
仕事を離れた、貴重な自分時間に、やりたいことのひとつが、YouTubeやポッドキャストで大好きな歴史や世界遺産、考古学に関する知識を得ること。 「歴史の話を聞いていると、自分の人生を引いた視点で見られるというか。自分も人類の巨大な流れのひとつの点にいるんだな…と感じて落ち着くんですよ」 最後に、リアルタイムで『シティーハンター』を追っていた人も多いESSE読者へ向けて、映画の見どころを伺ってみると…。 「僕と同じ空気のなかで過ごしてきた同世代の人たちなら、きっとおもしろいと感じるものも近いと思うんです。僕が考える“冴羽リョウ像”も皆さんとそれほどかけ離れてはいないと思うので、ぜひ楽しんで観てもらえたら」 鈴木さんの愛と情熱がたっぷりつまった本作、この春の大きな話題になりそうです。 【作品情報】 Netflix映画『シティーハンター』 出演:鈴木亮平 森田望智 安藤政信 華村あすか 木村文乃 橋爪功 監督:佐藤祐市 脚本:三嶋龍朗 エグゼクティブ・プロデューサー:高橋信一(Netflix) プロデューサー:三瓶慶介、押田興将 制作:ホリプロ、オフィス・シロウズ 製作:Netflix 原作:北条司「シティーハンター」/原作協力:コアミックス ©北条司/コアミックス 1985 Netflix作品ページ:https://www.netflix.com/jp/title/81454087 4月25日(木) Netflixにて全世界独占配信
ESSE編集部