足落ちしながらも準優は永田啓二が本命を担う/ボートレース若松
ボートレース若松「ミッドナイトボートレース 第42回日本財団会長杯」は13日、10~12Rで準優勝戦が行われる。 調整を外していたという永田啓二が足落ちてしてしまい、圧倒的な伸びが目立ってきた平尾崇典が逆転で予選トップ通過を果たした。永田は悔しい2位で、3位にはF2の小池修平。準優ボーダーは6.40と高いままで決着し、星栄爾が上位着順差で次点に泣くという事態になっている。 エンジン抽選が終わった時点で想像できたが、A+機を手にした平尾と永田がシリーズの2強。しかし、パワーの仕上がりにおいては平尾の方が圧倒的に優位に立つ状況になった。平尾は準優12Rもインから圧勝が濃厚。セット交換して上向きの山本修一、3日目連勝とリズムアップした森貴洋が2着争いを演じる。 永田は準優11Rに登場するが、イン戦だけに負けるイメージが全く沸かない。3日目7Rは道中で抜かれての4着と確かにそれまでの足とは違っていたが、12Rのイン戦は逃げて圧勝した。仕上がりに関係なくイン戦には逆らえないタイプ。ただ、この11Rは2、3着争いが大混戦で絞りづらい。 準優10Rに登場の小池はF2とは思えない走り。伸びがいいと話していた2日目とは一転、「足は中堅域」と感触はダウンしているが、スピードとさばきが違う。10Rは伸び型の選手も不在なので難なく押し切りそう。相手も村松修二か板橋侑我だが、上位機のパワーを引き出してきた川崎智稔が怖い存在だ。
マクール