片づけのプロが実感!40代でやってよかった片づけ
今や日本人女性の平均寿命はおよそ87歳。40代は女性にとって人生の折り返し地点でもあります。 【画像】片づけのプロが実感!40代でやってよかった片づけ 40代は社会人、母、妻とたくさんの役割をにない、とてもいそがしい世代ですが、まだ体力には余裕があり今後の人生を見据えた片づけをするのによいタイミングでもあります。 家を整えて、家族のレベルにあった収納の仕組みをつくるのが得意な整理収納アドバイザーのMIYUKIさんに「40代でやってよかった片づけ」を教えてもらいました。
1.今の自分に似合わない、管理できない衣類やもの
片づけを始めるとき、1番手軽に取り組めるものが衣類や鞄、靴などの服飾品です。 40代ともなれば体型の変化や好みの変化によって、30代では着こなせていた服も何だか似合わないと感じることが増えてきます。クローゼットやタンスを開けると服はたくさんあるのに、着られる服がない、着たいと思える服がない。 「高かった」「いつか使うかも…」「自分では使わないけれど、誰かが使うかも…」「まだ使えるから、もったいない!」 この思考に陥ってしまうと、片づけは進まないどころかタンスの肥やしが加速度的に増えていきます。 「高かった…」と悩むそのものは、「40代の今!」使いたいと思えるものなのか?「いつか使うかも…」と思うそのものを使うのは、「いつ?」なのか?「自分では使わないけれど…」と思うものは、「誰が? いつ?」使ってくれるのか?「40代の今の自分」に必要なものなのか? しっかりと自問自答しながら、今の生活に目を向けることが大切です。 また、お気に入りの素敵な服や靴を持っていても手入れが悪く今すぐに使えない状態のものや、クリーニングに出さなければいけない状態の服の数々…せっかくお気に入りのものがあるのに放置されているのはなぜでしょうか? もしかすると手入れに手間と時間が取られ、今の自分には管理する余裕がないものかもしれません。 ものの多くは使うことが目的です。使われずにしまい込まれているそのものを使う日はいつですか? ものの要・不要の判断は、「今」という現在進行形で考えることが大切です。