「気持ちが難しい馬ですね」ティラトーレが2番手抜け出しで快勝も木幡巧也は課題強調【東京5R・2歳新馬】
10日の東京5R・2歳新馬(芝1600メートル)は、リアルスティール産駒で木幡巧騎乗の3番人気ティラトーレ(牝・牧)がデビュー勝ちを決めた。勝ち時計1分35秒8(良)。道中は逃げた1番人気スターエンブレムを見る形で、直線に入ると同馬とのマッチレースとなったが、ラスト100メートルから一気に突き放して3馬身差でゴールした。牧調教師と木幡巧の師弟コンビは、4Rに続く新馬戦連勝。 2番手抜け出しと見た目には鮮やかだったが、「調教のときから動きは良かったですが、気持ちが難しい馬ですね。返し馬でも口が利かなくなったり、ラチに突っ込みそうになりましたし、競馬でも左の口が利かず右に逃げていたので、そこが課題になりますね」と苦労を明かした木幡巧。そんな中での快勝劇だっただけに「最後は余力を残していますし、自分も追うのにビビってしまったので、そこを考えるとポテンシャルは高そうです。距離が延びても持つと思います」と能力をアピールしていた。
東スポ競馬編集部