オリックス・エスピノーザ、8イニング無失点で6勝目 横浜スタジアムでチャーハン食べてから負けなし「ラッキーフード」
◇21日 オリックス2―0西武(京セラドーム大阪) オリックスのアンダーソン・エスピノーザ投手(26)が今季最長となる8イニングを4安打無失点、今季最多の8奪三振と好投して6勝目を挙げた。 「一番自信のある球。打たれる気がしない」と自負する150キロ半ばのツーシームで西武打線を牛耳った。2回は先頭の中村剛に左前安打されたが、1死後に児玉を遊ゴロ併殺打で切り抜けた。5回は1死一、三塁から源田にスクイズを敢行されながらもファウルとなり、そのあと三ゴロに仕留め、得点を許さなかった。 ベネズエラ出身でメジャー未勝利の右腕が、オリックスでパ・リーグ5球団から勝ち星をマークした。防御率1・76はリーグ3位。初登板から4連勝し、その後は3連敗を喫したものの、交流戦で訪れた横浜スタジアムで目玉焼きを乗せたチャーハンを食べてから負けなし。1失点した横浜戦の6回から15イニング2/3を連続無失点と好投を続けている。開幕当初はラーメン好きと話していたが、今やチャーハンが「ラッキーフードだよ」と笑った。
中日スポーツ