レバンガ北海道 “エスコン初白星”はまたもお預け…試合終了寸前に逆転を許し74―75で惜敗
◇りそなB1リーグ 第15節 三河75-74レバンガ北海道(29日・エスコンフィールド北海道) レバンガ北海道の“エスコン初白星”はまたもお預けとなった。28日に続きプロ野球・日本ハムの本拠地エスコンフィールド北海道で行われた一戦は、中地区3位の三河に対し、試合終了寸前に逆転を許し、74―75で惜敗。1万5000人超の入場者が集ったが、4連敗目を喫し、2024年を締めくくった。 エスコンでの歓喜がスルリと逃げた。74―73で迎えた第4クオーター(Q)残り11秒。北海道はパスをカットされ、最後は札幌市出身で三河のSF須田侑太郎(32)に逆転シュートを許し、力尽きた。 前半で12点のビハインドを抱え、第3QからPFライアン・クリーナー(26)を中心に巻き返し。一時勝ち越しに成功するも、競り負けた。PG島谷怜主将(24)は「この2日間は結果に対して非常に悔しい気持ちと、素晴らしい会場でバスケができたことへのうれしい気持ちの両方がある」と複雑な胸中を明かした。 Bリーグ初の野球場開催の公式戦となった28日の第1戦は、1万9462人が訪れ、リーグ最多入場者数新記録を樹立。この日も1万5000人超が駆けつけるなど、2日間で約3万5000人を集客した。 新年は1月4日のアウェー・千葉J戦で幕開けする。島谷は「バスケットの楽しさや応援への感謝を伝える機会がある。それらを伝えられるよう、2025年も引き続き、チームで頑張っていきたい」と誓った。
報知新聞社