「価値があるわけではない」 市場価値が下落したレアル・ソシエダの久保建英に現地メディアも注目「評価の3分の1を失った」
データサイト『Transfermarkt』がラ・リーガの市場価値を更新。レアル・ソシエダのサッカー日本代表MF久保建英は、5000万ユーロ(約82億)から4000万ユーロ(約65億)にダウンしたことを受け、スペインメディア『Estadio Deportivo』は現地時間28日、「久保の低迷」と報じている。 【写真】欧州日本人、高額年俸ランキング2024 レアル・ソシエダは、シーズン序盤は低迷したものの、徐々に調子を取り戻し、ラ・リーガ7位で2024年の戦いを終えた。久保は昨シーズン、公式戦41試合の出場で、7ゴールと5アシストを記録し、今季はここまで公式戦24試合の出場で、4ゴール2アシストをマークしている。そんな久保は、依然として攻撃陣を牽引する存在として君臨しているが、今年1月時点での市場価値は6000万ユーロ(約98億円)だったため、今回の更新で1年で2000万ユーロ(約33億円)下落する形となった。 同メディアは「久保の低迷」と題した記事を掲載し、「日本のアタッカーは、昨シーズン以来、市場価値が最も下がったレアル・ソシエダの選手であり、その評価の3分の1を失った。(ミケル・)オヤルザバルやブライス・メンデスといった他の選手も価値が下がっているが、それほどではない」と指摘。さらに「日本人選手は依然としてラ・リーガで最も価値のある選手の一人だが、もはやチュリウルディン(レアル・ソシエダの愛称)の選手の中で最も価値があるわけではない」と伝えている。 それでも「久保の役割は、(イマノル・)アルグアシルにとって変わっていない。彼は依然として指揮官のシステムにおいて重要な選手である。そのため、彼はラ・リーガの18試合でピッチに立ち、ヨーロッパリーグの1試合とカップ戦を除いてすべての試合に出場した」と報じている。来年は更なる活躍が期待される久保の2025年最初の試合は1月5日、コパ・デル・レイのラウンド32でSDポンフェラディーナと対戦する。
フットボールチャンネル編集部