滋賀県立大学で出題ミス 合格者に変更なし
滋賀県立大学(滋賀県彦根市)は、今年3月12日に実施した令和6年度一般選抜個別学力検査(後期日程)の理科(化学)で、出題ミスがあったと26日、発表した。 同大学によると、化学問題(200点満点)のⅢの問4の3つのグラフが作図ミスで、正解が導き出せなかったという。当該問題の配点は18点。今月17日に外部から指摘があり、判明した。 指摘後、当該問題を受験生全員(36人)を正解として再度採点。その結果、当初の合格者(11人)に変更はなかったという。 同大学の井手慎司学長は、「受験生の将来に極めて大きな影響を及ぼしかねない事態で、深く反省している。再発防止に全学をあげて取り組む」とのコメントを出した。