「藤田菜七子カムバック」発言でまたも露呈した「徳光和夫」の世間との“ズレ”
■「AKBの1人や2人は妊娠させられる」 実は、徳光が世間の常識と“ズレた”発言をするのは初めてではない。 大谷翔平選手の活躍によってメジャーリーグに注目が集まるなか、巨人ファンである徳光は、ことあるごとにテレビ局のプロ野球の扱いの悪さに不満をぶちまけているほか、2023年9月30日の同じラジオ番組では巨人のクライマックスシリーズ進出の可能性が消滅したことを受け、「野球ファンが巨人が弱いと離れかねないという……そういったことがあるかもしれません」と指摘し、いまだにプロ野球が巨人中心で回っているかのような感覚がSNSで物議を醸したものだった。 徳光の炎上騒動でもっとも大きかったのが、21年の度を越えたセクハラ発言だろう。 お笑いコンビ「浅草キッド」水道橋博士のYouTubeチャンネルにゲスト出演すると、長年“共演NG”がささやかれていた明石家さんまに関するエピソードを展開。さんまを褒めたたえるつもりで「この間、お目にかかった時、本当に若々しかったですね。まだ、AKBの1人や2人は妊娠させられますよ」と言い放ち、世間の目がテンに。自身が「AKB48選抜総選挙」で司会を務めてきたこともあって、アイドルファンからも失望の声が上がった。 「21年に『24時間テレビ』の番組サポーターを務めた際にも、東京五輪レスリング女子50キロ級で金メダルを獲得した須崎優衣選手に『結婚されてお子さんが誕生したら、あなたのレスリングや生き方を教えてあげてください』と語りかけたことも“女性は結婚して出産するのが当たり前”という価値観の押し付けだと批判されたこともありました。徳光のような“昭和おやじポジション”は梅沢富美男や野球解説者の張本勲のように“キャラ”としてハマればメディアで重宝されやすいですが、世間の感覚と真逆過ぎる場合はやはりたたかれやすくなってしまう。徳光は昔から感情的になりやすい性格であるにせよ、もう少し感覚のアップデートをしておいたほうが良さそうです」(芸能記者) 競馬ファンとして藤田元騎手を擁護したかったのかもしれないが、今回のケースでの“全面擁護”は、やはり「失言」と言われても仕方がないだろう。 (泉康一)
泉康一