京都市中心部で火事 四条烏丸周辺が一時騒然
16日午前、京都市下京区の飲食店が入る建物で火事があり、2人が病院に運ばれました。 現場は商業施設などが立ち並ぶ四条烏丸周辺の一角で、辺りは一時騒然としました。 午前10時20分ごろ、京都市下京区白楽天町の飲食店が入る建物で、「爆発音とともに煙が上がっている」と通行人から消防に通報がありました。あたりには煙が立ち込め、消防車など26台が出動し、消火にあたりました。この火事で、飲食店の従業員の40代の男性が腕などにやけどを負ったほか、近くにいた60代の女性が飛び散ったガラスの破片で頭にけがをして病院に搬送されました。2人は意識もあり、軽傷だということです。 火はおよそ2時間後にほぼ消し止められ、飲食店の床や壁などあわせて55平方メートルが焼けました。火事が起きた建物は、5つの飲食店が入る木造2階建てで、やけどをした従業員の男性は「室内の電気をつけた途端爆発した」と話しているということです。現場は、商業施設などが立ち並ぶ四条烏丸の交差点から南西におよそ200メートルの、繁華街の一角で、周辺の道路が規制されて交通が乱れるなど、辺りは一時騒然としました。
