プロが「なくては困る」とヘビロテする調理家電は? 2024年「調理家電」ベスト5
3.「ほどよい圧力がいい。お惣菜を短時間で、煮崩れを抑えて仕上げます」
タイガー魔法瓶 電気圧力鍋<TIGER COOKPOT> COK-B220 実売価格2万2700円(税込) 1台11役の電気圧力鍋。一般的な電気圧力鍋は1.7気圧以上の高圧力を採用するなか、本製品は、約1.15気圧のやさしい圧力「うま圧」メニューを搭載することで、食材の食感を活かし、栄養素を逃しにくいのが特徴です。また、従来モデルから「炒め」メニューが追加になり、炒め物レシピに対応。炊飯器メーカーならではの「白米早炊き」に加えて、近年注目度の高い「濃厚焼きいも」メニューなどを搭載しています。 【石井さんのオススメポイント】 約1.15気圧のほどよい圧力調理で、家庭のお惣菜を短時間で美味しく作ることができます。高い圧力をかけるモデルだと加圧に時間がかかりますし、食材が煮崩れしてしまうこともあるのですが、こちらは時間も煮え方もちょうどいいです。
4.「材料を入れるだけでスープが完成。スムージーもできるので年中活躍間違いなし」
シロカ おうちシェフ BLENDER SM-S151W 実売価格1万7820円(税込) ヒーター機能付きで温・冷両方に対応するブレンダー。独自形状の8枚刃と回転制御によるパワフルな粉砕力で、固い野菜や繊維の多い葉物もなめらかな熱々スープに調理できます。保温やあたため直しも可能で、鍋に移す手間も必要なし。「ヨーグルト」メニュー、甘酒や味噌などの発酵調理ができる「こうじ」メニュー、薬膳の考えに基づいたお粥やスープが作れる「薬膳」メニューなど、12種類のオートメニューも搭載。 【石井さんのオススメポイント】 最近、子ども達がお弁当でスープジャーにスープを持って行くようになりました。こちらがあれば、ざっくり切った材料を入れるだけでポタージュなどのスープが簡単に作れるので、重宝しています。冷たいスムージーから温かいスープまで一台で作ることができるので、一年中活躍するはず。
5.「カフェラテが失敗なくできるので、スタバにいく回数が減りました」
ネスプレッソ ヴァーチュオ ラティシマ 実売価格7万7000円(税込) ミルクレシピ機能付きのカプセル式コーヒーメーカー。温かいフォームミルクが作れるホットフォームボタンを使用すれば、ミルクを加えたさまざまなアレンジレシピも楽しむことができます。カプチーノおよびラテマキアートのメニューボタンには「コーヒークリエーションズ モード」を搭載しており、レシピに合うコーヒーの味わい・量になるよう、コーヒー自体の抽出条件を自動で調整します。また、植物性ミルク(豆乳、アーモンドミルク、オーツミルク)も使用でき、ソイラテなどのレシピも作ることが可能です。 【石井さんのオススメポイント】 カフェラテをいつでも失敗なくできるので、スタバに行く回数が減りました。限定カプセルが出るのも楽しみで、気分に合わせて色々なコーヒーを楽しんでいます。
2025年はコンパクトでニッチな調理家電が増える
世帯人数が少なくなっていることもあり、2024年はサイズや容量が大きな家電というよりも、個々の好みに合わせて使える、便利で小さな家電が続々登場しました。この流れは2025年も続きそうです。1~2人用のコンパクトで便利な家電、特定の人に必要とされるようなニッチな家電が発売されるでしょう。いつもお弁当を作っている身としては、お弁当作りがラクになるようなアイデア家電がもっともっと出てきてほしいですね。
石井和美