1000万円アップでサイン 巨人・小林誠司「(来季も)強いバッテリーが作れるように」【契約更改】
◇プロ野球・巨人 契約更改(26日、都内) 小林誠司選手が1000万円アップの推定年俸4000万円で契約更改しました。 【動画】今季最後のスガコバはCS第6戦! 「チームは優勝しましたけど、目標にしていた日本一にはなれなかったので、悔しいシーズンになりました。最後、ああいう負け方になったというのも力不足だと思うので、この悔しさを忘れずに来年もっと強くなって、もっとチーム力をつけて頑張っていきたいなと思います」 小林選手は今季、菅野智之投手の先発試合では全てスタメンマスク。15勝3敗という菅野投手の成績にも大きく貢献し、セ・リーグの最優秀バッテリー賞にも選ばれています。大城卓三選手が打撃不振で2軍に降格したときも、「帰ってくるまで頑張ろう」とキャッチャー陣を1つにまとめる役割も担いました。 「(岸田行倫も大城も)グラウンド上ではライバルですし、お互い意識しあったというのはあるんですけど、チームとして考えたときにそれぞれが出た試合でどうだった、ああだったという話もしました。そういった面では3人とも長所があって短所があると思うんで、いろんな話ができたかなと思います」 来季は菅野投手がメジャーに挑戦することもあり、ピッチャー陣の精神的柱が抜けることに。長年菅野投手を近くで見てきた小林選手は「(智之に)感謝したいと思うし、残してくれたものはたくさんあると思う。若いピッチャーが多いですが、そういうものをしっかり伝えていけるように強いバッテリーが作れるように頑張っていきたいなと思います」と若手投手に菅野投手の精神を伝えていきたいとも語りました。 「目標が日本一というのは変わらない。個人的にはもっともっと打たないと試合に出られないと思うので、まずはチームが勝つことに貢献できるように。そのなかで試合に出られるように、そういうつながりで結果的に日本一になれるように頑張りたい」