横田拓也さん「母とめぐみを会わせたい」訴え 全被害者の一括帰国求める
日テレNEWS NNN
北朝鮮による拉致被害者横田めぐみさんの弟の拓也さんが、都内で講演を行い、「母とめぐみを会わせたい」と切実な思いを訴えました。 拉致被害者家族会・横田拓也代表(56) 「いま60歳のめぐみちゃんが、どんな姿なのかを想像することができません。50年近く(被害者帰国に向け)闘った上に家族が会えないことは起きてはいけない。私は本当に母とめぐみを会わせてあげたいと思っている」 横田めぐみさんは、1977年、13歳の時に拉致され、今月で47年がたちます。 弟で家族会代表の拓也さんは、2日の講演で、長年被害者の帰国を待つ親の世代の家族が存命のうちに、全ての被害者が一括帰国できるよう強く訴えました。 また、拓也さんは、「政治の停滞によって命のかかった問題が置き去りになってはいけない」などと、政府に対し、解決に向けた日朝首脳会談の早期の実現を改めて求め、石破首相に対しては、「強いリーダーシップをもって進めてほしい」と述べました。