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果物やジェラートがたっぷり載った「キラキラホットケーキ」

舟のような屋根が特徴的な「珈琲専科　道」＝山形市鉄砲町３丁目

（写真：山形新聞社）

　山形市鉄砲町3丁目に、オリエンタルな外観がひときわ目を引く老舗のカフェ「珈琲（コーヒー）専科　道」がある。オーナーの田中浩彦さん（56）のお薦めは「キラキラホットケーキ」。もちもちした食感や、果物とジェラートとの組み合わせが絶妙だ。 　店は、田中さんの父の故一彦さんが1974（昭和49）年に鉄砲町交差点近くに構え、2000年に現在地に移転した。大通りから少しそれたため、コーヒーの産地・インドネシアにある住居をモチーフに、インパクトのある建物にした。 　キラキラホットケーキは賄い料理のピザパンの生地をヒントに生まれた。弾力があり、食べ応え十分。トッピングされたイチゴやブルーベリー、焼いたバナナ、ジェラートと絡めて味わうのも楽しい。 　創業50周年を迎えた店は「“大人の学校”のようだ」と田中さん。「いろいろな道を歩む人が訪れ、親しくなる。人と人とのつながりを生み出す場の魅力を伝えていきたい」と熱っぽく話した。

【メモ】 　キラキラホットケーキは1280円（ドリンク付きで1480円）。メニューはコーヒーだけで50種類以上、フードやデザートを含めると約200種類ある。営業時間は午前9時半～午後9時（日曜祝日は午後7時まで）。水曜定休。山形市鉄砲町3の1の63。023（631）2483。