イチゴ産地×飲食店フェア続々 メニュー多彩 知名度UP 新品種前面に
産地と飲食店がコラボレーションしたイチゴフェアの開催が広がっている。県オリジナル新品種や産地を前面に出したメニューを販売する。産地側は認知度アップを期待して、飲食店側はイチゴの持つ集客効果に注目する。 【画像】全農とちぎとアフタヌーンティー・ティールームのコラボメニュー「とちあいかづくしのスイーツプレート」(2500円) JA全農とちぎは、飲食店チェーンとコラボしたイチゴフェア「とちあいかカフェコラボ2024」を開催する。栃木県内で作付け転換が進み新たに主力品種となったイチゴ「とちあいか」を使った限定メニューを販売し、同イチゴの認知度拡大を狙う。 飲食チェーン「アフタヌーンティー・ティールーム」とのコラボメニューでは「とちあいかづくしのスイーツプレート」(2500円)を提案する。「とちあいか」を使ったフルーツサンドとパフェを、紅茶と共に楽しめる。 東京都内の15店舗と栃木県内の1店舗で21日まで期間・数量限定で販売する。 茨城県鉾田市は、横浜駅東口のショッピングモール「横浜ベイクォーター」と「ほこたいちごフェア」を開催する。同施設の飲食店・カフェのシェフが考案した、県ブランドイチゴ「いばらキッス」を使った14種類のメニューが登場。鉾田市は「市産のイチゴのおいしさをスイーツを通して知ってもらい、生食の消費拡大や農産物の知名度向上につなげたい」と話す。3月10日まで。