寒暖差による体調不良に気をつけて! 季節の変わり目を元気に過ごすために 知っておきたい薬膳の食材8選
暦の上の立春が過ぎると、少しずつ暖かさを感じる日も多くなります。春の日差しが待ち遠しい時期でもありますが、春に向かうこれからの時期は、気温の寒暖差が激しいことから、体調不良を起こしやすいという方も少なくありません。 【画像】リラックス効果が期待できる野菜とは? 冬から春の季節の変わり目、こんな症状に悩まされていませんか? ・疲れやすい ・イライラする ・気分が落ち込む ・耳鳴り ・片頭痛 ・めまい ・不眠 寒暖差により体が疲れ、自律神経が乱れることで、これらの不調を感じやすいのが季節の変わり目の特徴です。 今回は、寒暖差のある季節の変わり目を、元気に過ごすためのおすすめ食材についてご紹介します。薬膳とは言っても、どれも身近な食材ばかりなので、ぜひお気軽にご活用ください。
◆ニラ
まだまだ寒い春の始まりには、ニラがおすすめです。体を内側から温めてくれる効果があるので、寒い中長時間外にいた時や、足腰の冷えが気になるなどの症状改善に期待ができます。 スープや炒め物の具材として使ったり、醤油などの調味料に漬け込んだニラダレを活用してもいいでしょう。加熱をしすぎると、食感が損なわれてしまうので、火を通しすぎないように気をつけてください。 ニラは、体を温める効果が高いので、赤い吹き出物がある方は多食に注意が必要です。
◆春菊
独特な香りの春菊は、自律神経を整え、リラックスさせる効果があります。気持ちの巡りを改善することができるので、寒暖差による自律神経の乱れや、気持ちの乱れを整えてくれます。 ニラと同様、加熱しすぎてしまうと、食感や香りが悪くなってしまうので、さっと火を通す程度で調理しましょう。おひたしやサラダなど、春菊の香りを感じることができるシンプルな味付けがおすすめです。
◆セロリ
香りのいい食材は、気持ちの巡りを整えてくれる効果が高いのが特徴です。香味野菜の中で春菊に加えて季節の変わり目におすすめの食材がセロリです。 寒暖差により自律神経が乱れると、イライラした気分になることも多いものです。セロリには、気持ちの高ぶりを鎮めてくれる効果があります。 生のままのセロリを塩レモンでさっと味付けしたり、刻んで炒め物に使っても美味しいですよ。葉っぱも刻むことで食べやすくなります。スープやチャーハン、ピラフなどに活用してみましょう。