厚生年金の「最高額」をもらうためには、どの職種に就くのが一番手っ取り早い?
可能性としてはどの職種が一番近い?
厚生年金の最高額を得ることができないとしても、より高い金額を得るにはどの職種がいいか、気になる人もいることでしょう。 その点に関しては、コンサルタントが有力候補として挙がります。マイナビ転職の「職種別 モデル年収平均ランキング」によれば、各種コンサルタントが全317職種のうち、上から50位以内など、比較的上位にランクインしているからです。実際、全職種の1位は「コンサルタント(経営戦略)」で、平均年収は1358万円となっています。 ほかにも、例えば上位5位までにはシステムアナリストや営業マネジャー・営業管理職、不動産営業などがランクインしています。 いずれにせよ、平均年収が高い職種や歩合給が強い職種を選ぶと、より厚生年金の最高額に近い金額の年金収入を得ることができるでしょう。
まとめ
厚生年金の支給額は、最高でおよそ363万円と推定されます。しかし、それを得るためには、およそ60年もの間、年収990万円で働きつづけなければならず、現実的には不可能といえるでしょう。そのような職種に就くことは現実的に考えづらいことからも、最高額を得ようとすることの難易度がうかがい知れます。 もし「将来は厚生年金をより多く受け取りたい」と考えるのであれば、コンサルタントや営業関係職など、平均年収の高い職種を選んで、より長く働いてみることをおすすめします。そうすることで、最高額とはいかずとも、より多額の年金を得られる可能性があるでしょう。 出典 厚生労働省 公的年金シミュレーター マイナビ転職 2023年版 職種別 モデル年収平均ランキング 執筆者:柘植輝 行政書士
ファイナンシャルフィールド編集部