ヤクルト青木が引退表明 プロ野球日米通算2723安打
日米通算2723安打を放ったプロ野球ヤクルトの青木宣親外野手(42)が13日、東京都内の球団事務所で記者会見し、今季限りでの現役引退を表明した。「このシーズンをもって引退することを決意した。思ったようなパフォーマンスを見せることができないのが一番の理由」と語った。今季は61試合に出場して打率1割9分2厘で、8月3日の巨人戦を最後に出場がなかった。 宮崎・日向高から早大を経て2004年にドラフト4巡目でヤクルトに入団。シーズン200安打以上を2度マークし、首位打者を3度、最多安打を2度獲得した。12年に米大リーグへ移籍してブルワーズ、マリナーズなどで計6年間プレーし、14年にロイヤルズでワールドシリーズに出場。18年にヤクルトへ復帰し21年の日本一、22年のセ・リーグ連覇に貢献した。 ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に3度出場。06、09年に連続世界一に輝いた。 日本での通算成績は1713試合出場、1949安打、145本塁打、177盗塁で打率3割1分3厘は通算4千打数以上では歴代6位。