広島・野村祐輔の現役引退に…対戦経験のある谷繁元信氏「球は速くないんですけど詰まらされる。良いピッチャーでした」
広島の野村祐輔が27日、今季限りでの現役引退を発表した。 野村は11年ドラフト1位で広島に入団し、1年目には9勝11敗、防御率1.98で新人王を受賞。25年ぶりにリーグ制覇した16年には最多勝(16勝)、最高勝率(.842)のタイトルを獲得。その後も3連覇の一員として活躍したが、近年は登板機会が減少しており、今季は2試合の登板にとどまっていた。 引退を決断した野村について、27日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した解説者の大矢明彦氏は「テクニックがあるというか、上手いピッチングをする投手だなという意識で見てました」とコメント。齊藤明雄氏は「大矢さんがおっしゃる通り、上手さのあるピッチャーでしたし、35歳ですからね…。まだまだできると思いますよ。両サイドに揺さぶるのが上手い投手でしたから」と早すぎる引退の決断を名残惜しんでいた。 同番組でMCを務めた谷繁元信氏は「現役時代に対戦経験があるんですけど、ボールは見えるんですよ。でも空振りをしてしまうチェンジアップ。それと同じ軌道で真っ直ぐが来るので、球は速くないんですけど詰まらされるんですよ。良いピッチャーでしたし、嫌なピッチャーでもありましたよ」と対戦経験を踏まえつつ、野村について言及した。 球団公式ホームページによると、野村の引退セレモニーは10月5日の試合終了後の予定となっている。 ☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』
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