「茨城県警にはノウハウが乏しい」「過去には大学構内で殺人も」 悠仁さまの警備はどうなる? 「大学に近くにお住まいになった方が」
「茨城県警にはノウハウが乏しくて……」
ところが、 「これまで茨城県警は皇室警護の機会がほとんどなく、皇宮警察との連携にも不安があります。本来ならばキャンパス内では、歩かれる悠仁さまから最も近い位置に皇宮の側衛官、その後ろに茨城県警が付くというパターンで、教室に入られてからは側衛官が傍で見守り、県警はしかるべきタイミングで離脱しつつ、すぐに駆け付けられる距離で待機という形が想定されます。ですが、いかんせん茨城県警にはノウハウが乏しくて……」 そこで、以下のようなプランも浮上しているというのだ。 「警護体制のグランドデザインを描くのは警察庁の警備2課ですが、現状では、筑波大の承諾を得て構内に『待機所』を設け、皇宮警察と茨城県警にプラスして、ノウハウが豊富な警視庁の警衛課も加わって異例の“三者合同警護”で臨むという案も検討されています」
「大学のお近くにお住まいになった方が」
当の茨城県警に尋ねると、 「コメントは差し控えさせていただきます」(警備部警備課) と言うのみ。筑波大では1991年、反イスラムとみなされた『悪魔の詩』を翻訳した助教授が構内で殺害され、未解決のまま時効が成立。また2019年には、お茶の水女子大附属中1年生だった悠仁さまの机に刃物が置かれる事件も起きている。皇室解説者の山下晋司氏が言う。 「悠仁親王殿下のご進学においてもっとも大事なことは、静かな環境で学びたい研究ができるかどうかです。その上で、できるだけご負担を軽くし、充実した学生生活を送っていただくためには、大学のお近くにお住まいになった方がよろしいのではないかと思います」 果たして、学園都市での新生活はいかが相成るだろうか。 前編【悠仁さまの筑波大進学に現職教員は「どう接すればよいのか戸惑っている」 学生が明かす過酷な研究生活「一晩中測定があるので、泊まり込みも」】では、現職教員が明かした戸惑いの声や、現役学生に聞いた“過酷な研究生活”について報じている。 「週刊新潮」2024年12月26日号 掲載
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