川勝平太知事が辞職表明、静岡 「野菜を売るのと違う」に批判殺到
静岡県の川勝平太知事は2日、県庁で記者団の取材に対し「6月の議会をもってこの職を辞そうと思う」と述べ、知事職を辞職すると表明した。川勝氏は1日、県の新規採用職員への訓示で「県庁はシンクタンク。野菜を売るのとは違う」などと発言し、職業差別との批判が殺到していた。環境への影響を懸念し、認めてこなかったリニア中央新幹線の静岡工区着工にも今後影響が出る可能性がある。 1日の訓示で川勝氏は「県庁はシンクタンク。野菜を売ったり、牛の世話をしたり、モノを作ったりとかと違い、皆さまは頭脳、知性の高い人たち」と発言。県には400件を超える抗議の電話やメールなどが殺到した。