圧巻4発のハーランドを現地記者が大絶賛!「“怪物”がイライラを爆発。まだベストじゃないが、それでも格が違う」
イギリス『スカイスポーツ』のジニー・ボズウェル記者は、マンチェスター・シティFWアーリング・ハーランドを絶賛している。 【最新順位表:プレミアリーグ】いよいよクライマックス!優勝争いの状況は… 今季もマンチェスター・Cのエースとして活躍を続けてきたハーランドだが、最近ではビッグマッチで結果を残せないことから批判の対象に。“辛口”でおなじみの解説者ロイ・キーン氏は「ゴール以外はまるで4部の選手」と酷評していた。やや風当たりの強い状況が続いていたノルウェー代表FWだったが、4日のウォルヴァーハンプトン戦ではその鬱憤を晴らすかのような圧巻のプレーを披露。前半だけでハットトリックを達成するなど4ゴールを叩き込み、チームを5-1の快勝に導いている。 そんなハーランドについて、ボズウェル記者は「“アニマル”がウルブズ戦でフラストレーションを爆発させる」と題し、以下のようにパフォーマンスを称えた。 「ウルブズ戦の4ゴールで、今季リーグ戦の得点は25に到達。どれだけ決定的な存在かを我々に思い出させた。彼に対しては、ビッグマッチでフラストレーションの溜まるプレーが続いたことで、ゴール以外の部分に対する批判が高まり始めていた。しかし彼はそういったフラストレーションを発散し、冷酷なプレーを披露したのだ」 「プレミアリーグデビューシーズンで記録(1シーズン36ゴール)を達成するのは決して簡単なことじゃなかった。今季はケガのせいで昨季のフォームをやや失ったかのように見えるが、驚異的な得点率は健在だ。ハーランドは、自身の成功の犠牲者である」 「それでも、筋肉の問題から回復するために休暇を取ったことが功を奏した。復帰後、彼は約100分で5ゴール。途中出場時の反応は、最高のコンディションを取り戻した選手のようなものだった。解説者ジェレミー・レドナップは『時に彼のタッチなどが話題になるが、ゴール前ではアニマルだ。この選手は格が違う。怪物だよ』と話している」 そして「ウルブズ戦で最も恐ろしかったのは、ハーランドの状態は彼を基準にすると平均以下だということ。それでも、他のストライカーより頭1つ以上抜けている。もし再び最高の状態に戻ったら、彼とシティはどこまで行ってしまうのか。昨季は公式戦で52ゴールを奪い、歴史的な三冠をもたらした。それを思い出させてくれる試合だった」と締めくくっている。