アメリカ大統領選挙に向けた野党・共和党の候補者選びは、サウスカロライナ州で投票が行われています。初戦から全勝しているトランプ前大統領に対し、地元のヘイリー元国連大使がどこまで迫るかが焦点です。投票所から中継です。 こちらの投票所では午前7時から投票が始まっています。入り口で投票用紙を受け取り、ブースに設置されているタッチパネルで投票する候補者を選びます。機械に投票用紙を読み込ませた後、黒い投票箱に投票する仕組みとなっています。 サウスカロライナ州はヘイリー氏が、かつて知事を務めた地元ですが、州知事や多くの地元議員がトランプ氏の支持に回るなど、世論調査の平均ではトランプ氏が20ポイント以上、リードしています。 トランプ氏に投票「（トランプ氏は）安全な国境を確保し、経済を軌道に戻し、国際的な舞台での米国の評価を高めてくれると思う」 ヘイリー氏に投票「トランプに大統領になってほしくない。彼は1次政権のときに何もやっていない」 トランプ氏はヘイリー氏の地元で圧勝することで、撤退に追い込み、バイデン大統領との対決に選挙資金などを集中させたい考えです。 ヘイリー氏は敗北しても選挙戦を続ける意向を示していますが、惨敗すれば撤退圧力が、さらに強まり、判断に影響を与える可能性があります。