北村一輝、『わたしの宝物』で10年ぶり木曜劇場カムバック さとうほなみ、恒松祐里も出演
10月17日よりフジテレビ系で放送がスタートする松本若菜主演の木曜劇場『わたしの宝物』のレギュラーキャストとして、さとうほなみ、恒松祐里、多岐川裕美、北村一輝の出演が発表された。 【写真】松本若菜×田中圭×深澤辰哉の『わたしの宝物』ポスター 本作は、夫以外の男性との子供を、夫との子と偽って産んで育てる「托卵(たくらん)」を題材に、“大切な宝物”を守るために悪女になることを決意した1人の女性とその夫、そして彼女が愛した彼、3人のもつれあう感情を完全オリジナル脚本で描く恋愛ドラマ。主人公の神崎美羽を松本が演じるほか、美羽の夫・神崎宏樹を田中圭、美羽の幼なじみ・冬月稜を深澤辰哉が演じる。 『あなたがしてくれなくても』(2023年4月期)以来の木曜劇場出演となるさとうが演じるのは、フェアトレード会社で働く冬月の同僚・水木莉紗。冬月に密かに想いを寄せているという役どころだ。 美羽の会社員時代の後輩で、年の離れた親友のような存在である小森真琴役には恒松が決定。真琴は4歳の息子を育てるシングルマザーで、念願だった雑貨屋をオープンさせ、一人で経営している。美羽の良き理解者であり、宏樹のことを「推し」と言うなど、憧れている一面も。 入院中の美羽の母親・夏野かずみ役を演じるのは多岐川。女手ひとつで美羽を育て不自由な思いをさせたと負い目を感じながらも、優しく娘を見守る母親を演じる。なお多岐川は、『隣の家族は青く見える』(2018年1月期)以来、6年ぶりのフジテレビドラマ出演となる。 木曜劇場への出演は、『昼顔~平日午後3時の恋人たち~』(2014年7月期)以来、10年ぶりとなる北村は、宏樹がとあるきっかけで訪れる喫茶店のマスター・浅岡忠行役に決定。なお北村は、主演の松本とは2025年公開の映画『室町無頼』でも共演を果たしている。 さとう、恒松、多岐川、北村からはコメントも到着している。 コメント さとうほなみ(水木莉紗役) 『あなたがしてくれなくても』でご一緒させていただいたプロデューサーの三竿さんが、なんだかまた大変な題材でのお話を考えていて、そしてすごく苦しそうだというお話を聞いていました。今回出演のお話をいただいた時、ああなるほど、こりゃ苦しい…と。。“托卵”というテーマももちろんですが、その他にも家族の関係だったり実らない矢印や秘めた想い。わたしは少し、読み進めるのが怖かったです。ただ、苦しむほど丁寧に作り上げたものは、きっと心のどこかに刺さるものがあります。ぜひご覧いただければと思います。 恒松祐里(小森真琴役) 真琴はシングルマザーとして4歳の息子を一人で育てながらも、自分の夢だった雑貨屋さんを経営する行動力のある女性。歳の離れた美羽さんと仲良しで甘え上手な一面もあります。真琴が出てくるシーンはテンポ感があって楽しいシーンが多いです。美羽さんも視聴者の方も真琴がいるとなんか楽しくなる、そんな存在になれたらなと思っています! 多岐川裕美(夏野かずみ役) 久しぶりの連続ドラマ。三竿プロデューサー作品。とてもワクワクしています。1、2話を読んだ時、娘を持つ立場としてボロボロ泣いてしまい、“あ、違う!”と役になって読み返しました。親はどんな時も子供が宝物。これからどんな展開になるのか、娘からどう聞かされるのか、ドキドキです。ドロドロ劇は好きですが、最後が想像できません。精一杯娘の支えになっていきたいと思います。 北村一輝(浅岡忠行役) 『昼顔』以来、久しぶりに三竿Pにお声を掛けて頂きました。今作はどんな世界観を創り出すのか、衝撃的なドロッとした話の中で今回はオアシス的な役割になるように最終回まで楽しみながら演じたいと思います。
リアルサウンド編集部