【熱中症】実は盲点?若い世代が見落としがちな“状況”とは…?症状が起こった《意外な場所》2位は道端…1位は?
アクエリアスが熱中症対策に関する実態調査を実施
「アクエリアス」が、熱中症対策に関する実態調査を行い、その結果を発表しました。調査は、2024年3月4日(月)~3月5日(火)の期間、全国の15~89歳の男女1200人(男女各600人ずつ)を対象に、インターネット上で行われました。 【やっちゃダメ】これが熱中症になった「原因」です(1~10位)
熱中症が起こった場所は「自宅」が最多
それによると、ここ5年間で熱中症になった経験を聞くと、23.2%が「1~2度、熱中症になったことがある」、3.2%が「何度も熱中症になったことがある」と答え、あわせて26.3%と約4人に1人が熱中症を経験しています。 では、熱中症はどこでなりやすいのでしょうか。熱中症症状を経験した862人に、その症状になった場所を聞きました。すると「自宅」(32.3%)が多く、次いで「道端」(18.7%)、「運動場」(17.7%)の順となりました。年代別で見ると、10代は「運動場」(33.1%)や「学校」(51.2%)が他の年代に比べて多く、50代・60代以上は「自宅」(41.4%・49.6%)が多くなっています[図4]。 熱中症というと屋外で起こりそうなイメージがありますが、自宅や学校、オフィスなどの屋内でも起きることがわかります。
熱中症になった時、何をしていた?
次に、熱中症は何をしているときになりやすいのか?熱中症症状を経験した862人に熱中症になったときにしていたことを聞きました。すると、「長時間の屋外作業中」(15.5%)、「通勤・通学中」(15.1%)、「屋外でのスポーツ中」(12.3%)、「散歩中」(11.4%)、「家事」(10.6%)の順となり、特別なことをして いるときではなく、日常生活の中で熱中症の症状を経験していることがわかりました。 また年代別に見ると、10代は「屋外スポーツ」(32.6%)、20代は「通勤・通学中」(25.7%)、60代以上は「家事」(21.3%)や「夜間・朝目覚めた時」(12.6%)が高くなっています。
また、熱中症症状を屋内で経験した人を性年代別に見ると、「勉強中」(全体平均2.8%)は10代女性(9.4%)に多く、「屋内でのライブやフェス」(全体平均1.9%)は20代女性(6.6%)、「屋内でのゲーム中」(全体平均2%)は20代男性(8.8%)が高くなっています。若い年代は、熱中してしまうことで屋内でも熱中症になりやすいようです。