【13年ぶりの舞台出演!松本潤】NODA・MAPのカンパニーはチーム感がすごい!
──では、演出家、劇作家としてのイメージやNODA・MAPに対して持っていたイメージなどをお聞かせください。
「NODA・MAPの作品は、アンサンブルのみなさんを含めたチーム感やクオリティの高さみたいなものが素晴らしいなと、ワークショップに参加していて思います。演出家である野田さんの意図を汲み取るのも早いですし、『野田さんはこういうことを求めているんじゃなかろうか』と思って作ってみると、野田さんが全然違う方向に変えたり(笑)。関係性としてもすごく素敵ですし、結果的に芝居の可能性を広げていくような気がします」
──ついて行くのが大変そうです!(笑)
「野田さんは、常に新しいアプローチ方法はどこにあるかを探るために、僕はあえて難解にしている部分があると思っていて。スタッフのみなさんも、野田さんが『こういうのが欲しいんだけど』と言った瞬間にすぐに用意してくださったりと、野田さんの要望への対応力がとにかくすごい。チーム感が、本当に素晴らしいんです」
【プロフィール】
松本潤(JUN MATSUMOTO) 1983年、東京都生まれ。99年に嵐のメンバーとして『A・RA・SHI』でCDデビュー。嵐のコンサート演出等も担い、プロデューサーとしての一面を持つなど多彩な才能を発揮している。23年『どうする家康』でNHK大河ドラマ初出演にして初主演を果たす。主な出演作に、ドラマ『花より男子シリーズ』『99.9-刑事専門弁護士シリーズ』『となりのチカラ』、映画『ナラタージュ』『99.9-刑事専門弁護士-THE MOVIE』など多数。97年の舞台『Stand by Me』で初舞台を踏み、06年には野田秀樹作、蜷川幸雄演出の『白夜の女騎士』で主演・空飛びサスケ役を演じた経験を持つ。本作でNODA・MAP初参加。 撮影/楠本隆貴 ヘアメイク/竹内美徳 スタイリング/丸本達彦 取材・文/前田美保 Edited by 三好 さやか
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