デュポンがラグビー仏代表復帰 日本・NZなどとテストマッチ
【AFP＝時事】ラグビーフランス代表は23日、11月に行われる日本代表、ニュージーランド代表、アルゼンチン代表とのテストマッチシリーズに向けた招集メンバーを発表し、SHアントワーヌ・デュポン（Antoine Dupont）が代表復帰を果たした。 【写真】パリ五輪で金メダルを獲得したデュポンら7人制仏代表 スター選手のデュポンの代表入りは、南アフリカに準々決勝で敗れた昨年のW杯フランス大会（Rugby World Cup 2023）以来。7人制代表に専念するため今年のシックスネーションズ（Six Nations Rugby 2024）の代表からは外れていたが、パリ五輪では7人制フランス代表として金メダルを獲得した。 ファビアン・ガルティエ（Fabien Galthie）ヘッドコーチ（HC）はまた、SHとしてマキシム・ルク（Maxime Lucu）とノラーン・レガッレック（Nolann Le Garrec）の2選手も招集している。レガッレックはシックスネーションズでは先発で9番を背負っていた。 初招集8選手を含む42人の代表メンバーからは、足首を負傷したSOロマン・ヌタマック（Romain Ntamack）が外れている。SOとしてはマチュー・ジャリベール（Matthieu Jalibert）や未キャップのレオ・ベアドゥ（Leo Berdeu）が選出されており、昨年のイングランド戦などでジャリベールの代わりを務めた経験もあるFBトマ・ラモス（Thomas Ramos）も代役候補に挙がっている。 その他では、元アイルランド代表のトレバー・ブレナン（Trevor Brennan）氏を父に持つLOジョシュア・ブレナン（Joshua Brennan）や、トンガ生まれで17歳から仏トップ14のバイヨンヌ（Bayonne）のユースチームに所属して代表資格を得たPRテビタ・タタフ（Tevita Tatafu）も初選出となった。 一方、今夏のアルゼンチン遠征で初の代表キャップを獲得しながらもその遠征中に加重レイプの罪に問われたウーゴ・オラドゥ（Hugo Auradou）とオスカル・ジェグ（Oscar Jegou）の両者はメンバー外となった。また同遠征中にソーシャルメディアで人種差別発言を行ったFBメルビン・ジャミネ（Melvyn Jaminet）も、34週間の出場停止処分を受けており選外となった。 フランス代表は11月6日の日本戦を皮切りに、16日にニュージーランド、22日にアルゼンチンと対戦する。【翻訳編集】 AFPBB News
